一番強く一番傷つきやすい

一番強く一番傷つきやすい出会いから交際へとコマを進めた誰もが、「この恋愛こそが最強で、今が一番幸せだ」と、そうした考えを持っているのではないでしょうか。
確かに、出会いの機会というものはそう度々訪れるものではないだけでなく、自分が好きだと思った相手から、同じように好きだと思われ交際に至る機会は更に少ないことから、それを大事に育てようという気持ちが働くのは当然ですし、その状態が一番幸せだと感じるのもまた当然のことと言えるでしょう。
ですが、どの恋愛のケースにも言えることですが、今のこの恋愛こそが最強であるという考えは、出会いから間もない時期だからこそ思える事柄なのかもしれません。

何故なら、恋愛は、楽しいことだけで成り立っている訳ではないからです。
もちろん、ケンカやすれ違いを起こさず過ごすことができれば一番良いでしょうが、そうした事件や障害がないままの恋愛というものは、絆も脆く、しっかりと成長してはくれないものなのです。
時には、互いの意見を言い合い、その違いを互いの努力で埋め合ったり、意見を譲り合ったり、互いを思い遣ったりしながら育ててゆくことで、二人の関係はより親密さを増してゆくだけでなく、絆も深まり、揺るぎない愛情へと育ってゆくものなのです。
ですから、良い恋愛をしている人たちほど、傷つくこともあれば、互いの気持ちを糧に強くあることもできるものなのです。

何かがあった時に頑張れるのも、相手のひと言で傷ついたり挫けそうになったりするのも、互いを好きだからこそと言うことができるでしょう。
ですから、関係が深まってきて、互いに言いたいことを言い合える、甘え合える間柄になってきた時には、今まで以上にに相手を思い遣りながら言葉を選んだり、気持ちを伝える機会を設けることが大切になってきます。

何故なら、そうした時期になると、相手の気持ちを推し量れるようになり、それが原因で言葉足らずになり、すれ違いの原因になってしまうことが多いからです。
そうしたことを乗り越えることが、恋愛の醍醐味であり、大切なことのひとつでもありますが、度々そうしたことが起こらないようにするには、言葉でしっかり伝えることや、気持ちを伝える機会がより大切になってくるのです。

二人の関係をより親密なものにしてゆくためには、時には障害も必要で、けれどそれが原因で関係自体が破たんしてしまわないよう、労わる気持ちを常に育てておくことが大切ですしお勧めなのです。
恋愛における好きという気持ちは、そうしたことの繰り返しでより強くなり、育ってゆくものなのです。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:憧れを知ることは、恋愛を知ること。花も実も付けるのだということを忘れず二人で力を合わせて育てることがお勧めです。
2015.03.16