一線を引く勇気

一線を引く勇気出会いは、その機会を望んでいてもいなくても、ある日突然訪れます。
訪れてしまった場合、「今は都合が悪い」「こんなところで出会いがあってはまずい」といったあなたの事情は何の意味も持たず、またそうした事情があったとしても、出会いがなかったことになる訳ではありませんから、そうして始まった恋愛をどう進めてゆくかを考えることがお勧めですし、それこそが重要なのです。

「なぜ今ここで出会ってしまったのか」と頭を悩ませてしまうケースのひとつは、職場での出会いではないでしょうか。
周りに気を遣わなければならないことから、あえてそうした場所での恋愛はしないと心に決めていた人もいることでしょう。
ですが、そうしたあなたの心づもりを余所に、恋愛は容赦なく訪れるものです。

例えば、テナントなどが集合している複合施設で従事している場合など、職場の直接の同僚や上司といった立場の相手ではなくても、同じ場所で働く別なテナントの従業員との間に恋愛感情が芽生えるというケースもある訳です。

あなたの側がガードしたからといって、相手の気持ちを止めることはできませんし、あなたのガードもいつ外れてしまわないとも限らないのです。
特に、サービス業などに従事している人は、常に人当たり良く心がけていることからさまざまな人に好印象を抱かれやすく、いつどこでそうした部分を見初められるかは分かりません。

ですから、恋が始まってしまった場合は、それを回避したり諦めたりすることではなく、どうやってプライベートとパブリックな部分を分けるべきかを両者でしっかり話し合い、それを実行することが大切なのです。
職場の雰囲気を大切にするために、プライベートの一切を持ち込まない勇気も時には必要です。

そうした一線をしっかり引くことは周りに安心感を与えるだけでなく、長く良好な関係を続けることにも繋がるのです。
恋愛と仕事は、もともとまったく別のものであり、どちらかを優先させることで成り立つものではないと言うことをしっかり心に留めておいてください。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:職業によって人と接する機会や人に違いがあります。職業柄で出会う人の特徴とは?恋愛に発展するのか?を考察。
2015.04.06