相手を思うからこそ

相手を思うからこそ誰にでも、「自分のここが格好悪い」「情けなくてあまり人には見られたくない」という部分があることでしょう。
特に、周りから「頑張り屋さん」などと称される、何ごとにおいてもきちんとしておかなければ気が済まない人や、人に迷惑をかけたくないと考えてしまいがちな人は、傍から見れば決してそんなことはないのに自分を低評価してしまう傾向が強いようですし、そうした評価は出会いの場においても変わらないことが多いようです。

出会いの場で気に入った人が居ても、「自分でいいのだろうか」と考えたり、「話していて楽しいと思ってもらえるだろうか」と不安になったりする人は、自己評価が低く、ですが、迷惑をかけたくないという思いから相手に対してそれを尋ねることもできず、せっかくの機会だというのになかなかうまく進展しないという人も多いようです。
交際へと進んでも、相手の負担になることはしたくない、迷惑はかけたくないと、自分の気持ちを抑えて過ごすことでストレスを溜めてしまうのも、こうした傾向のある人のことが多いようです。

ですが、弱い部分が合ったり情けない部分があったりするのは、あなただけではないのです。
人間関係においてだけでなく、恋愛関係においても、人はそうした部分を補い合い、労わり合いながら関係を深めてゆくものなので、あなたがそうした部分を抱えているというのであれば、相手にもまたそうした部分があるのだと考え、互いのそうした部分をフォローできる関係を築くためには何が必要かを考えるべきなのです。

弱いところや情けないところがあるのはお互いさまで、そうした部分を知ったり知られたりしても壊れない関係を築いてゆくのが恋愛の醍醐味ですし、楽しいことや嬉しいことだけを分かち合っているうちは、お互いのことをよく理解しているとは言えないのです。
そうして見えてきたものを愛したり許したりできる関係こそが、良好な関係であり、望ましい姿ということができるのです。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:好きな相手には格好つけたい!!でも本当はウィークポイントも丸ごと受け止めてもらいたい。そんな関係を築きたいですね。
2015.05.14