ケンカのあとには

ケンカのあとには「ケンカをした。
もう一週間も連絡を取っていない」今まさにそうした状態だという人は、少なからずいるのではないでしょうか。
「出会いから間もなくは、あんなに優しかったのに」「何でも許してくれたのに」と考えているあなた、それはきっと、あなただけでなく相手も考えていることでしょう。

出会いから時間が経ってくると、互いの趣味や嗜好に詳しくなるだけでなく、信頼も深まってきます。
そうすると、人は、独自の判断で「許されるだろう基準」を作り上げてしまう傾向にあるのです。
基準の基になっているのは、相手に対する信頼度であり、相手が自分に対して持っていてくれるだろう信頼を量った結果であることが多いのですが、大抵の場合、それは過信であり、過大評価であることが多いようです。

そうした基準を基にわがままを言った結果、相手がそれを受け入れてくれず、ケンカになるというケースは多く、ですから、上記のように、怒って連絡をしないというのは、お門違いなのです。
もともとは、あなたが勝手に相手の許容度を設定し、それを受け入れろと突きつけただけなのですから。

なので、そうした理由でケンカをしてしまった場合には、まずは自分を落ち着け、謝罪の機会を窺うことが大切です。
そのためには、相手の良いところ探しをしてみましょう。
してくれたことや、好ましいと常日頃から感じているところ、好きになったきっかけなどを振り返っていると、心は落ち着いてくるものです。
そうして振り返る機会を設けることができたのであれば、ケンカもムダにはなりません。

あとはきちんと謝罪をし、自分の中で勝手に作り上げてしまった許容度を訂正すれば、同じ轍を踏むことはないでしょう。
それは相手にも言えることです。
交際が長くなり、関係が深まってくると、どうしても会話の機会が減り、思い込みが増えてゆくので、互いに会話の機会を持つよう心がけたり、交際初期のように互いの良いところ探しを続けることが重要になってくるのだということを覚えておいてください。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:好きなところが見つかる度に、あなたはもう一度相手へと「恋」ができるでしょうし、あなただけでなく相手も同じです。
2015.11.27