上下関係を脱する

上下関係を脱するひと口に出会いと言っても、その形はさまざまです。
友人や知人からの紹介のこともあれば、職場や取引先の人に恋をしてしまうことも、出会い系のイベントに参加して恋人を得たという人もいることでしょう。
中には、旧知の知人や友人と恋に落ちたという人もいるのではないでしょうか。
そうした中で、「先輩と後輩」という組み合わせは、少しばかりやっかいだということができるかもしれません。

なぜなら、ほかのカップルと違い、クラブの先輩後輩、または職場の上司と部下などという上下関係は、プライベートにおいても引き摺る人が多いからです。
「恋」というのはプライベートなもので、そこから派生する交際もそうあるべきなのですが、人は、自分の「立場」というものをなかなか手放すことができず、家族や友人に対してだけでなく、極々プライベートな関係である恋人にもそれを主張してしまう人が多いのです。

ですから、交際を上手く進めてゆくためには、その「上下関係」から脱することができるかが重要であり、対等な関係であることをいかに早く自覚できるかにかかっていると言っても過言ではなく、そこをクリアできたカップルこそが、順当に関係を勧めてゆくことができるのだということを覚えておいてください。
出会った環境での肩書きではなく、互いを、なんの肩書きもない一個人として見ることが大切なのです。
それは、恋愛におけるどのケースでも同じことが言えます。

学校や職場という場所では、先にその環境にあった人を先輩とし、さまざまなことを習ったりするものですが、そうした人とであっても、プライベートでの関係を築くことはできますし、その際に大切なのは、「人として敬う」ことなのです。
ですから、恋愛の場においても、「先輩だから敬う」のではなく、互いを「人として敬い合う」ことが大切なのであり、いつまでも上下関係をそうした場所に持ち込んでいては、良い関係を築くことはできないのだということを理解することが大切なのです。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:人として敬い合う事ができ、プライベートでの上下関係を脱することができれば恋愛は良好となります。
2016.05.03