見方を変えてみる

見方を変えてみる出会いから間もない時や、付き合い始めたばかりの頃、人は気に入った相手のいいところばかりに目がいってなかなか冷静な判断ができないものです。
「好き」という気持ちは相手の欠点をも見えなくしてしまうだけの威力がありますが、それでも付き合って時間が経つと、少しずつ相手の嫌なところに気が付いたり、耐えられなくなってきたりすることもあるでしょう。

そうして好きな人や恋人の嫌いな点に気が付いてしまった時、ストレートにそれを相手にぶつけてもいい結果は出ません。
人は誰しもパーフェクトではないので、欠点のひとつやふたつは当然あるものです。
考えるべきは、その相手の欠点、自分が嫌いだと感じる点が「価値観の違い」によって生まれていないかということでしょう。

例えば、箸の持ち方が汚いとか、言葉遣いが乱暴、というような社会的、常識的に考えて改善したほうがよさそうな点に関しては、ぜひそのように伝えるといいでしょう。
ですが、決定力がない、放任主義、気がきつい、というような性格の特徴は、裏を返せばその人の長所、持ち味なのではないでしょうか。
つまり、相手のその特徴を「嫌い」だと思うのは、あくまでも自分の価値観にはめこんでいるからであるというだけで、見方を変えれば勝手に嫌っているだけ、ともいえるのです。

もし、相手の気がきついところが嫌いだと思うなら考え方を変えてみましょう。
信念をしっかり持っている人だと言えるかもしれません。
決定力がない、と感じる人は本当に心が優しい人かもしれないのです。
嫌いだと単純に思うより、自分の受け止め方を変えることでプラスにとらえることができれば、よりよい関係を築けるのではないでしょうか。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:恋人の嫌いな部分を指摘するのは勇気が要りますが、より良い関係を築くには敢えて伝えることも大切です。
2017.03.02