まずは時間を置いて

まずは時間を置いて出会いがあれば、別れが訪れることもあります。
出会いのすべてが上手くいけば、失恋する人はいなくなるのでしょうが、世の中、そう上手くはできていないのです。
そして好きになった人に恋人がいたとしても、そこであなたの恋が終わってしまったとは限りません。
その恋が長く続くという保証はどこにもないのです。

「好きな人の不幸を願うなんて、そんなひどいことはしたくない」という意見もあるかもしれませんが、「好きな人には幸せでいてほしい」というのは建前で、人は心の中では自分の恋こそ実ってほしいと考えるものです。
それは人として至極当たり前のことで、悪いことでもなく、罪悪感を持つ必要もありません。
好きな人の恋が終わるように、なんらかの意地悪な働きかけをしたのであれば別ですが、「好きな人と幸せになりたい」、そう願うことは罪ではないのです。

ですから、「好きな人が失恋した」と聞いて、心が浮き立ってしまうのもまた仕方のないことです。
自分の恋が実るかもしれないチャンスが巡ってくれば、誰だってそわそわしてしまうでしょう。
ただしそんな態度を好きな人の前で見せてしまうと、せっかくのチャンスが水の泡になりかねないので注意が必要です。

失恋とはどちらか一方だけに落ち度がある訳ではなく、どちらも少しずつお互いを思いやることができなかった結果です。
しかし失恋直後は、多くの人が「自分のどこが悪かったのだろう」と自分を非難する傾向にあります。
そんな時に嬉しそうな態度や浮かれた言動を見せてしまうと、「嫌な人だ」と印象を悪くしかねないため、注意した方がいいでしょう。

いざ本人にアプローチをするのであれば、少し時間を置くべきです。
そして直に会って話すよりも、メッセージアプリなどで気持ちを伝えることをお勧めします。
そうしたツールを使用すれば、相手は自分のペースで確認したり、返事をしたりすることができます。
メッセージという適度な距離感から相手への気遣いも伝わりやすいのです。
まずは失恋に傷ついている相手を労ることを忘れてはいけません。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:好きな人が失恋した時は、ここぞというようにアタックするのではなく、相手の気持ちを考慮しつつメールなどでどのような心理状態かを探ってからアプローチしましょう。
2017.07.17