好きな相手を嫌いになる時

好きな相手を嫌いになる時今まで好きだと思っていた人を嫌いになるのはイヤなものですが、実際問題よくある話です。
出会いの第一印象がよかった場合はなおさら辛いでしょう。
素敵な人だと思っていたのに、いざ付き合ってみたらお金にだらしない人だった、器の小さい人だとわかってがっかりしたという話は今も昔もよくあるものです。
理想と現実のギャップが大きいほど、相手に幻滅し、嫌いになってしまうでしょう。

ところが、人が抱くこの「好き」と「嫌い」の感情の変化は正反対のものに思えますが実はどちらも本質的には同じものなのです。
誰かを好きになるというのは相手に関心があり、自分が好ましいとおもうポイントを相手の中に見ている状態です。
そして、誰かを嫌いになるということもやはり相手に関心がないと現れない感情なのです。
関心がなければ、そもそも「好き」にも「嫌い」にもなりません。
「好き」や「嫌い」の反対は「無関心」であると言えるでしょう。

「好き」という感情は自分と同じ何かを持っている相手、警戒しなくてもよく、安心できる相手になら誰にでも抱くものです。
しかし、これが恋愛になると少し違います。
自分と相手の違いに惹かれるのが「恋」だからです。
自分とは違う相手と付き合う時に抱く期待や恐れが、恋する気持ちなのです。
そして「嫌い」という感情は、嫌いな相手が実は自分とよく似ているなんて考えたくないものですが、自分の中にもある嫌な部分から目をそらしたいという心理があるのではないのでしょうか。

  • 連載数:全5回
  • 紹介文:好きと嫌いは表裏一体の近しいもの。第一印象で異性に抱いた感情はその後も変化しますので、「嫌い」だからと拒絶するのではなく客観的に相手を観察していき心の動向を感じましょう。
2018.02.01